瀬戸窯業試験場では国立研究開発法人産業技術総合研究所から譲渡された釉薬テストピース約15万点と、使用許諾を得たデータベースを一般公開しています。原料の調合や焼成温度等の条件を記載した・・・
軽量・高強度・高剛性といった優れた基本物性を持つ炭素繊維強化樹脂(CFRP)の研究開発および用途拡大は進んでおり、なかでも、炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)は、成形速度の速さ、・・・
カーボンブラック(CB)は、ゴムの補強材や顔料、導電材などとして利用されています。このCBは、製造の際の原料種類や熱処理条件により、表面性状が大きく異なります。表面性状を知るための一・・・
糸に撚りを加えると撚りが戻ろうとする力が働き、ねじれることがあります。これをスナールと呼びます。スナールの発生のしやすさを数値で表したスナール指数は、糸の解撚トルクを評価する上で有効・・・
Ti-Al系金属間化合物は、高温強度や比強度(引張強さ/比重)に優れる材料です。しかし切削加工では、工具摩耗の進行が非常に速く、脆性破壊により形状精度や表面性状が悪化するなど、加工が・・・
血痕のようなものが食品や包装材料に付着していた場合、血液かどうかを調べるにはまず血痕予備検査を行います。血痕予備検査にはいくつか検査方法がありますが、当センターでは目視で確認できる血・・・
新型コロナウィルス感染症の影響で、細菌・カビ・ウィルスなどによる汚染やその防御に対する意識が高まっています。当センターに寄せられる抗菌性試験についての問い合わせも増えています。ここで・・・
イオンスパッタは、表面分析において深さ方向分析を行う上で必要不可欠な技術であり、TOF-SIMSやXPSなどの測定に利用されています。イオン源には幾つかの種類があり、それぞれに特徴が・・・
溶融紡糸は、熱溶融した高分子材料を細孔から押出し、冷却・固化後に延伸することで連続した繊維であるフィラメントを作製する方法です。ここでは、三河繊維技術センター所有のモノフィラメント紡・・・
工業製品や建築物などに使用される金属部品の多くは、防錆や意匠性などの目的で塗装、めっきなどの表面処理が施されています。これら表面処理の性能は膜厚によって大きく変化するため、膜厚を測定・・・