プラスチックの海洋ごみや焼却に伴うCO2排出の問題などが大きく取り上げられる中、生産から廃棄処理までの、ライフサイクル全体を見渡したプラスチック材料設計が重要となっています。その取組み・・・
木質材料とは、細分化した木材を接着剤等で再構築したものをいいます。合板や単板積層材(LVL)、集成材など、薄い単板や小角材を接着して作られる木質材料は、想定される使用環境において接着・・・
自動車や航空機の燃費向上のため、軽量・高強度な材料であるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)やCFRTP(熱可塑性CFRP)の利用が進んでいます。CFRPやCFRTPの大型構造体への・・・
陽極酸化処理はアルマイト処理とも呼ばれており、硫酸やシュウ酸などの電解液中で電気を流すことでアルミニウム自体を反応させて表面に酸化アルミニウムなどの皮膜を形成させる方法です。アルミニ・・・
カーボンブラック(CB)は、ゴムの補強材や顔料、導電材などとして利用されています。このCBは、製造の際の原料種類や熱処理条件により、表面性状が大きく異なります。表面性状を知るための一・・・
Ti-Al系金属間化合物は、高温強度や比強度(引張強さ/比重)に優れる材料です。しかし切削加工では、工具摩耗の進行が非常に速く、脆性破壊により形状精度や表面性状が悪化するなど、加工が・・・
新型コロナウィルス感染症の影響で、細菌・カビ・ウィルスなどによる汚染やその防御に対する意識が高まっています。当センターに寄せられる抗菌性試験についての問い合わせも増えています。ここで・・・
工業製品や建築物などに使用される金属部品の多くは、防錆や意匠性などの目的で塗装、めっきなどの表面処理が施されています。これら表面処理の性能は膜厚によって大きく変化するため、膜厚を測定・・・
電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)などの次世代自動車の開発が加速しています。EVやFCVには駆動モーターやバッテリーなど、多くの電気・電子機器が搭載されていますが、これらの・・・
近年では、CPUの高速化、電磁利用機器の高周波化が進んでいることから、1GHz超の周波数帯域でのシールド評価の必要性が高まっています。当センターでは、(一社)KEC関西電子工業振興セ・・・