2018年から開始された「新4K8K衛星放送」は周波数帯を衛星電話や無線LAN等の様々な無線サービスと共用しています。そのため、放送受信設備から電波が漏洩すると他の無線サービスと電波干渉を起こす可能性があり、設備を構築するブースターや分波器等の機器は電波の漏洩に対して高い遮へい性能を有することが求められます。産業技術センターでは放送受信設備機器の漏洩電波測定を実施しておりますので、今回はその測定について紹介します。