あいち技術ナビ

2023.01.25

機械・材料技術

【鋳物用アルミニウム合金における陽極酸化皮膜】
産業技術センター

 陽極酸化処理はアルマイト処理とも呼ばれており、硫酸やシュウ酸などの電解液中で電気を流すことでアルミニウム自体を反応させて表面に酸化アルミニウムなどの皮膜を形成させる方法です。アルミニウム自体を反応させるため、出来上がる皮膜はアルミニウム合金中の添加元素によって色調などが左右されます。今回は合金元素の添加量の多い鋳物用アルミニウム合金における陽極酸化皮膜の特徴について紹介します。